米国株投資を始めて1年経ちました、むうたんテスラと申します(^^)。
投資を1年コツコツ続けた結果、現在、確定利益+1万ドル以上の含み益をキープしています。
このサイトでは、私が投資を始めてから「リアルに困ったこと、分からなかったこと」を「どうやって解決したか」について、記事にしていこうと思います。
株式投資は独特の用語が多く、初心者にとっては「わからないことだらけ」ですよね。
このサイトでは、私の経験から「株初心者に本当に必要なポイント」にしぼって、記事にしていこうと思います。
・株や投資の用語もわからないけど、でも、投資ができる方法を知りたい!
・超初心者だから、難しい話より、身近なわかりやすい体験談を参考にしたいな…
そんな方に役立つ記事を書いていきたいと思います。
前置きが少し長くなりましたが、今回も最後まで、よろしくお願いいたします。
さて、今回のテーマは「ETFを初めて買った経験」についてです。
1年を振り返り「今ならこのETFを買うな~」と思う経験と、私が実際にはじめて買ったETFについてもお話します。
米国株初心者は、まず、ETFを知るべき
米国株を始めようと思ってネットで調べたとき、「ETF」という商品があるのを知ると思います。
一方、「株」と言って初心者がまず思い浮かべるのは、例えば「マイクロソフトの株」や「アップルの株」といったように、会社ごとの株、つまり「個別株」のイメージです。
これら「個別株」も、証券口座を開設すれば、すぐに買えます。
しかし、米国株について色々調べると「ETF」もいいらしい。
さて、どちらがいいのかしら?
…と思うのが、米国株投資をスタートさせた初期に、わりと行き当たる疑問のひとつではないでしょうか。
ETFとは、ごくごく簡単に言うと、資産運用会社が、テーマ別、あるいは、特定の指標に連動させて「複数の個別株を組み合わせて販売している商品」のことです。
同じようなテーマで、運用会社ごとに自社商品を作って販売しているため、似たような商品が多数あり、最初は迷うと思います。
そして、ちょっと投資に興味を持っている方なら、「複数組み合わせているなら『投資信託』と同じじゃない?、どう違うの?」と思うと思います。
私は、米国株を始める前に、実は少しだけ投資信託の商品を持っていましたので、この疑問を抱き、ネットで検索しました。
ネットでは色々難しい説明もありますが、シロウトが知っていればよい最低限の「ETF」情報をまとめると、次のふたつです。
①「ETFは、資産運用会社があらかじめテーマや指標にそって、複数の個別株を組み合わせた商品」です(上で書いた通りです)
②「ETFは、個別株のように市場(しじょう)でリアルタイム売買ができる商品」です(投資信託はリアルタイムに市場売買できません)
この2つを知っていれば十分だと思います。
この2つの特徴は、米国株投資を始めようと思っている初心者にとって、とても良い利点だと私は思います。
初心者にとっては、個別株を買ってみたい思いはありますが、特定の会社の株を買うということは、その会社の業績やアクシデントによって大きく株価が上下するリスクが伴います。
しかし、その点ETFであれば、シロウトであっても、資産運用会社が考えてセレクトした個別株を一度にまとめて買うことができます。
女子的に例えて言うならば、いきなりハイブランドのショップに行くのではなく、セレクトショップでコーディネートしてもらってお洋服を買う感覚ですね。
ブランドにさほど詳しくなくても、バイヤーさんがセレクトした洗練された商品を、手ごろな価格で買うことができます。
また、2つ目の特徴としてあげた「リアルタイムで売買ができる」、これも重要ポイントのひとつです。
投資信託は、リアルタイムな売買はできません。その日に売買したものは、後日価格が決まる仕組みになっています。
ETFで最初はリアルタイムに値動きを見ながら取引するスタイルを身につけることにより、購入のタイミングや、株の値動きの見ることができますので、今後、個別株にチャレンジしてみようと思う方は、勉強になると思います。
では、初心者が最初に買うべきETFは、ずばり、何?
ここまで読んでいただいた方は、ETFについて何となくイメージを持っていただけたかと思います。
次に、せっかちなシロウトさん(←私もそうでした)が知りたいことは、
「じゃあ、どんなETFを買えばいいの?」ということだと思います。
このサイトでは、基本、私は特定の銘柄(個別株)を進めることはあまりしません。
というのは、投資をしたことのない方でも、何となくわかることだと思いますが、株はタイミングや状況により、必ずしもこれを買っておけばよい!という確定事項はありません。未来は誰にも分らないからです。
しかし、米国株のETFに関しては、「とりあえず最初に買うのは、これがいいんじゃないの?」というのは、ある程度あります。
私が1つだけ教えて、と言われれば、「VTI」を上げます。
VTIは、アメリカの「バンガード(Vanguard)」という資産運用会社が作ったETFで、上場する米国株がほぼ網羅されたETFです。
米国株投資にチャレンジしたいと思う人は、基本的に「米国株が今後も上昇基調であり、それに投資してお金を増やしたい」との思いを持っているはずです。
となると、主だった米国株が網羅され、リスクが分散されたVTIを買って投資に慣れていくというのは、初心者にとって合理的な選択のひとつです。
一方、VTIとともに、投資本でよく見かける初心者向けの選択肢は、「S&P500に連動するETF」を買うという選択肢です。
これは、S&P500という格付け会社が選定した米国株500銘柄というのがあり(それがS&P500)、その指数に連動したETFということです。
バンガード社は、このS&P500に連動したETFも持っています。VOOです。
(バンガードに限らずS&P500に連動した商品は他にもありますが、VTIを挙げた都合上、同じ会社のVOOを例にあげます。理由は他にもありますので、後述します。)
しかし、過去の推移をみると、VTIとVOOは非常に似た、価格の上がり方になっています。
私はこの2つで迷いましたが、ほぼ同じような上げ方をしていること、似た成績なら、VTI のほうが購入価格が安く、細かい金額に分けて買いやすいので、VTIを買いました。
(2021年4月14日、米国市場の開場前で、VTIが214.8ドル(1ドル109円換算で23,413円)、VOOが379.45ドル(同換算で41,360円)です)
そして、この2つのETFを挙げた理由を、もう一つ。
私が米国株取引をしている「SBIネット証券」では、この2つとも、購入手数料がかかりません。
同じような商品であれば、購入するときの経費はなるべく掛からないほうがいいですよね? これも理由のひとつです。
と言いつつ…、私が最初に買ったETFは、○○○○でした!(^^;
と、ここまでお読みいただいて、「あれ?」と思われるかもしれませんが・・・、
実は私が最初に購入したETFは、VTIではありませんでした。
このサイトでは、「投資をはじめて1年経過した本人が、1年前を振り返って書いている」というのがポイントです。
つまり、1年前の選択と、現在の私の選択では異なる場面が生じます。
しかし、1年前の選択を否定しているわけではありません。むしろ、2021年4月本日現在、この最初に買ったETFは、私の持ち株のなかで大きな力となっているからです。
しかも、大量に買って、その後、コロナショックで大きく値下がりし(^^;、そして現在は復活してポートフォリオを支えてくれている、ある意味この1年を象徴するかのようなETFです。
そう、私が購入したのは・・・「高配当ETF」のひとつである「SPYD」でした。
今日は、ここまで。
次回、このSPYDを買った経緯、そして、今現在、利益が出ている「高配当ETF SPYD」について、書いてみたいと思います。